2011年02月08日

高校生からのゲーム理論

松井 彰彦


相手の心、読めてますか?
社会科学の新手法―――ゲーム理論で、
人間関係を楽しく考えよう!




社会科学を塗り替えつつあるゲーム理論は、
「人と人のつながりに根ざした理論」である。
環境問題、三国志、恋愛、いじめなど、
多様なテーマからその本質に迫る入門書。


「ゲーム理論」といえば…
ゼロサム・ゲーム囚人のジレンマって言葉が思いつく程度で、
詳しい内容についてはほとんど知らなかった。
そんな私でも読める、親切設計な本。

難しい公式は省いて、身近な実例を挙げて解説してくれているので、
読み物としても楽しめる。
文章も易しい、イラストもほっこりする。
高校生はもちろん、一般の社会人もOKな内容。
むしろ、社会の荒波に飲まれて、あっぷあっぷしてる方が読めば、
何かしらの突破口を見出せるかも???

ゲーム理論を学べば、自分の心も多少はコントロールしやすくなりそう…
感情に流される前に、彼我の状況を見極め、ナッシュ均衡を探れば、
その間に激しい感情は収まり、クールダウンできるだろうし…
あ、でも「熱き心と冷静な頭脳」(序章より)の両立ももちろん大事^^

そうそう!
三国志「天下三分の計」
(劉備)と狼(曹操と孫権)のゲームに置き換えて解説されてましたよ。

***目次***
序章 恋は駆け引き
第1章 戦略編
 1 はじめの一歩
 2 PKは苦手な方向へ蹴れ
 3 共有地の悲劇
 4 タルムードの財産分割
第2章 歴史編
 1 背水の陣
 2 天下三分の計
 3 デルフィの神託
第3章 市場編
 1 きつねの手ぶくろ
 2 参入か否か、それが問題だ
 3 折れた翼
 4 コンパスより折り紙
 5 顔の見える競争
第4章 社会編
 1 真実はみんなの意見でつくるもの
 2 おれがやらなきゃだれかやる
 3 帰国子女の女の子
 4 みんなが手話で話した島
第5章 未来編
 1 人間の科学を目指して
 2 いじめられる理由なんてない
 3 理論が世界を変える
あとがき
もっと勉強したい人のために
参考にした本

評価:★★★★★

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by TREview


posted by 1ca8ca at 03:35| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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