2011年04月27日

プライド(12)完

一条ゆかり


ウィーンでのデビュー後、SRMのレコーディングの為に帰国した史緒。
出産を控え、幸せに満ちた萌と再会し、彼女の本当の姿を知る。
新たな絆が生まれた二人は!? 遂に最終巻!!




怒濤の最終巻です。

すいません…!以下、
!!!ネタバレ注意!!!

SRM再結成。史緒緊急帰国。ケツカッチンで大慌てレコーディング。

蘭丸「子供ができて彼女(萌)本当に変わったよ。
   あんな環境で育ったからひがんで歪んだとこが出来たけど
   きっと今の彼女が本当の彼女だよ」


上から目線過ぎる…
本当も嘘もないでしょう…昔の萌も今の萌も萌は萌。

史緒「ずっと欲しがってばかりいた萌さんが与える喜びに満ちているなんて
   人ってこんなにも変わる事ができるんだ」


史緒も上から目線…
しかも、萌本人に面と向かって…お前は渡鬼の登場人物かっ!?
いくら後半褒め言葉だとしても、素直に喜べない。ヒドイ、ヒドイ!

…と思いきや、

萌号泣。

マジか?赤子パワー恐るべし。

一方、赤子のパパ・神野氏は史緒に居留守を使い、
母ちゃんに怒られてスネる。

神野氏 真実を告げれないまま、史緒は再びウィーンへ。
舞台で大絶賛を受け、亡き母の名誉も回復、大号泣。

マレーネ「そうだ カミラの足7針縫ったんだって」

カミラ……


史緒、結婚式のため、日本へとんぼ返り。花嫁に無理させ過ぎワロタ。
結婚式3日前、やっとこ神野氏カミングアウト。
史緒、全身で拒絶。破談。

蘭丸、ママに「萌の子誰の子神野の子」リーク。
…って、ママ知らんかったのね、情報通なのに。

蘭丸「アガペーって知ってる?」

はぁ!?どうした蘭丸!!!
アガペー=神の愛、だそう。
いつの間にやら、史緒への想いは一周半して明後日の方向へと飛んでったようです。

萌「せっかく黙ってたのに 私のことで破談になりそうなんですね」

YOU、史緒と付き合っちゃいなよ、と囃したてる萌に、

蘭丸「史緒クンは…残念ながらもう俺のことオスには見えてないと思う」

すっかり諦観のご様子。


かくして、神の域に達した、慈しみ深き聖なる蘭丸は、
鈍感史緒に神野への愛を自覚させ、すったもんだで、
神野&史緒はハイパーラヴラヴモード突入Y

神野&史緒の豪華すぎる結婚式当日

手術に成功したふみちゃんにお腹の子の名を授けてもらった萌は、
イタリアへ戻る前に最後のご奉公をと、ふみちゃんのお店を一人でお掃除。

そーいえば、ふみちゃんの旦那言ってた、「古くて危険」だって。
これって……死亡フラグ?!

と、そこに萌ママ現る、喚く、吼える。

多美ちゃん「その子まで父無し子にする気かい」

萌「私…愛されてたの?この人なりに精いっぱい」

赤子パワー恐るべし。
今の萌ならどんな変化球も直球として打ち返すぞ!

そんな和解ムードの中……グラッ

豪華結婚式中なアッパークラスの人々は平気だけど、
「古くて危険」なスナックふみよにいた萌と多美ちゃん親子は……

ニュースを聞き付け、病院に駆けつけるアッパークラス。
地震のショックで破水、しかし、母を喪い錯乱状態の萌に史緒が一喝。

史緒「私が育てる 神野さんの子でしょ (中略)
   あなたは産むだけでいいわ そのくらいできるでしょ?産みなさい!!

いやいやいやいや……さすがのエンジェル萌もここまで言われたらね、
普段から「自分だけの子」だって言ってるしね、なんか反論するでしょう…

萌「はい…」

え!?え!?

そして、史緒立会出産。

え!?え!?

女児(美恵)出産後、萌は皆を許し、観音様のように安らかな表情で眠りにつく…

え!?え!?え!?


そして、3年後――

ふみちゃん夫妻は、多美ちゃん・萌親子の墓参り。
史緒は超売れっ子プリマドンナでありながら、家庭第一。
神野家では、娘・みえたんの誕生日パーティ。
史緒パパ、蘭丸親子の姿も。あれ?ふみちゃん夫妻もいる??上流階級の集いに庶民が!?
そして、お待ちかね、史緒ご帰宅。

\\\ 大団円 ///


君 ちょっと行ってくれないか
すてごまになってくれないか
いざこざにまきこまれて
死んでくれないか
死んでくれないか
死んでくれないか
死んでくれないか

―――――『すてごま』 by THE BLUE HEARTS

萌と多美ちゃんの扱い酷過ぎて全米が泣くレベル。
夢なら醒めてくれ。

多分、テーマは 母親の自己犠牲
娘のために自分の命を投げ出す。
これこそ、アガペー=神の愛=無償の愛 に限りなく近い行為なのではないかと。
さわこ→史緒、多美ちゃん→萌、萌→美恵 …脈々と続く…
まぁ、「アガペー」って言葉、今日初めて知ったし、よく分からんけど。

いや、それにしても、萌は生きててよくない?
史緒至上主義のしわ寄せ、厄介払いに見えちゃう。
カミラだって、3針位でよくない?
…ま、史緒クンもさ、タイトなスケジュールでも文句言わずに頑張っちゃうし、
イイ子なんだけどさ。強靭過ぎる美女なんだけどさ。

で、……薄々感じてたんだけど……
これって、音楽マンガってカテゴリーではないよね。
映画化したけど、昼ドラ向きっぽい。
音楽マンガって肩書きじゃなきゃ、★3つ。
色んな意味で度肝抜かれましたよ。

評価:★★☆☆☆

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by TREview


posted by 1ca8ca at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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