2015年02月24日

残酷な神が支配する(14)〜(17)【完】

萩尾望都





ジェルミは繰り返しよみがえるグレッグの幻影に苦しみながらも、
みずから過去を語りはじめる。
そんなときジェルミは、かつて互いに心の傷をかいま見たことのある、
バレンタインに会いに行くことを決めた。




とうとう読了。

大団円!すべてまるっと解決!
という終わり方では決してない。
が、それなりに救いのあるエンディング。

最終巻で、ついに「残酷な神」の正体が語られる。


■14巻■
ジェルミ自ら進んで写真を見ながら過去を語り出す、から、
復学し部屋を出るというジェルミにイアンの心中は複雑で……
「オレはこいつを殺したいのか 愛したいのか」、まで。

■15巻■
回復して自分から離れていくジェルミにいらだちを覚えるイアン、から、
クリスマスイヴの夜、自動車事故からちょうど一年、
急にイアンの元に戻ってきたジェルミの様子がおかしい!?、まで。

■16巻■
ジェルミとイアン遭難、から、
ペン先生に殺人を告白したジェルミはイアンに八つ当たり、まで。

■17巻■
学校へ戻ったジェルミはずっと避けていたサンドラについて直視しだす、から、
自動車事故から3年目──
大学生イアンともうすぐ19歳になるジェルミのその後、まで。


バレンタイン……切ないわ……
わたしを許すわたしの神は幼いのです」
*:.。.:*ゥッッ(´Д`)ヮーン*:.。.:*

あのウィリアムが「恋愛」語るようになんて……
しかも、お相手は8歳年上の女性。
*:.。.:*ゥッッ(´Д`)ヮーン*:.。.:*

登場人物がみんな何かしらの傷を抱え、それでも生きている。
そして、いつしか親になるかもしれない。
誰かにとっての残酷な神になるかもしれない。
あぁ、胸が痛い……

でも、読んでよかった。

評価:★★★★★

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posted by 1ca8ca at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣残酷な神が支配する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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